少しずつステップを踏んで、薄毛に一歩ずつ近づいていきます。
数か月、数年かけて知らず知らずのうちに薄毛に向かうことになります。
なので、途中で気が付いて正しい方向へ頑張ることによっていくらでも引き返せるのです。
今回は薄毛のサイン、予兆についてお伝えします。
髪は毎日「抜けては生え」を繰り返して、大体10万本という毛量を保っています。
自然脱毛する本数は人それぞれで
一日に20本くらいしか抜けない人もいれば
一日に250本抜ける人もいます。
抜ける髪の本数を数える必要はありませんが
いつもよりも多い、と感じる場合は何かしらの身体からのSOSです。
さらには、生えている髪が以前は直毛だったのにクセが出てきた
もしくはクセが強くなった、という時は
そのクセが出てきている部分は「頭皮下の状態に問題あり」なので
そのエリアはこれから先は毛量が減ってくる可能性大です。
また、生えてきている髪が頭皮に沿って、寝て生えてきている場合も怪しいです。
健康な髪は程よい立ち上がりがある状態で頭皮上に生えてきます。
根元から2~3ミリくらい寝ている状態の髪も「将来が危うい」
と言えます。
あとは、髪の伸び方が遅くなっている
または切っていないのに短い髪がたくさんある部分は
髪の寿命が短くなっている可能性が高いです。
このような兆候が出ている場所は
残念ながら数ヶ月後、数年後に髪が薄くなってくるでしょう。
一般的には、頭頂部や前頭部、生え際に起こりやすいです。
頭の耳から上の部分、言ってみれば北半球のエリアは
そもそも耳から下の部分、南半球と比べると血管の量が少ないのです。
血管の量が少ない上に重力も手伝って血流が悪くなりやすいです。
当然ですが、血液が栄養と酸素を毛母細胞に届けて髪は作られていますので
耳から上の部分に血液が届きにくいということは
健康な髪を作りづらくなり
北半球の髪は劣化の一途をたどることになります。
サザエさんに出てくる波平さんを思い出していただくと
理解しやすいと思います。
波平さんのようにならないためにも
予兆に気づき、早めの対処をして薄毛を回避しましょう!
その対処法については次回の美髪堂通信をお楽しみに!